浮気・不倫
成功報酬制は、浮気の証拠をつかめた場合にのみ費用が発生します。
証拠をつかめなかった場合には料金が発生しないため、もっとも安心して依頼できるプランです。
中には着手金が必要な「半成功報酬制」という中途半端な探偵事務所もありますが、当社は「結果が出なければ0円」をお約束しております。
浮気調査を成功報酬制で依頼するメリットは、無駄な費用を支払わなくて済むことです。
また、探偵としても「報酬をいただけないリスク」があるため、調査力に自信がないと引き受けることはできません。
そのため、確実に浮気の証拠をつかむには、成功報酬制で引き受けてくれる探偵に依頼するのがオススメです。
ただ、注意したいのが探偵事務所によって「結果」の意味合いが異なることです。
ただ単に「浮気をしていることがわかった」というだけで成功報酬を請求された、というトラブルも耳にします。 成功報酬で探偵に依頼する場合は、浮気相手を特定するまでなのか、不貞の決定的な証拠を取ってもらえるのか、など具体的な内容を取り決めておくことが大切です。
浮気をする日がはっきりわかっている場合にオススメなのが「時間料金制」です。
時間料金制では、実際にかかった費用が算出されます。
・調査員の1時間当たりの料金×稼働時間
・調査員の人数
・諸経費
・調査員2名体制で、一時間あたりおおよそ2~3万円程度が相場。
費用が非常に分かりやすく安心して依頼することができますが、デメリットもあります。
・時間、期間が長引けば高額になる
・必要に応じて交通費などが加算されることがある
・その他費用として基本料金・書類作成費や手数料などがかかることもある 「あと少しで証拠を掴めそう」など、その場で突然の延長があることなども考えられますので、料金的には余裕を持った契約をしておくことも大切です。
パック料金制は、「20時間パック」、「30時間パック」というように、まとまった調査時間を先に確保しておくことができるプランです。
相場としては、20時間パックで40~60万円、30時間パックで60~80万円ほど。
時間料金制よりも割安で設定されていることが多いのですが、当社ではパック料金制は採用しておりません。
その理由は、最終的には時間料金制よりも割高になってしまうケースが多いからです。
パック料金制では、調査が早く終わってしまった場合でも一律の金額がかかります。
逆に調査が長引いてしまった場合も割高となります。 要するに、20時間パックなら20時間きっかりで調査をしないと割安にならないのです。
探偵事務所を選ぶ際、大手で知名度があったり、メディアの取材を受けたりしている探偵は、それだけの実績があるため確かに安心できるので、探偵を選ぶ際の目安にしてもよいでしょう。 しかし、あなたに合う合わないかは別問題です。いずれにしても何社か比較することをおすすめします。
「1時間あたりの浮気調査費用の平均金額」でお伝えした通り、探偵業では、2名1時間1~2万円が相場です。
あまりに高額な費用を請求してくる探偵にも注意が必要です。
料金の内訳を確認して納得がいかないのであれば、あなたの予算に合った探偵に依頼した方がよいでしょう。
浮気相手と直接交渉して示談するような場合は、浮気調査の費用を浮気相手に請求することもできます。ただし、浮気相手が了承するか、支払い能力があるかどうかは別問題です。 示談書に合意したとしても、浮気相手に資産がなければ、差し押さえることはできません。
浮気調査のノウハウや実績がある探偵が押さえた証拠であれば、裁判でも有効な証拠として認められる可能性が高いでしょう。
ただし、お伝えしたように、相手に支払い能力があるかどうかは別問題ですので、確実に支払ってもらえるとは断言できません。 もし相手が判決に従って支払わないのであれば、給与の差し押さえなども検討しなければなりません。
探偵は、探偵業法によって、各都道府県の公安委員会に探偵業の届出を義務付けられています(参考:探偵業の届出要領 警視庁)。
お伝えしたように、違法な業者がいるのも事実ですので、まずは届出を行っている正規の探偵かどうか確認しましょう。
探偵事務所には届出証明番号の掲示が義務付けられているため、公式サイトや事務所で確認できるでしょう。
探偵業法第7条と第8条の2項によると、探偵業には契約内容や重要事項を説明し契約書を交付することが義務付けられています。
(書面の交付を受ける義務)
第七条 探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結しようとするときは、当該依頼者から、当該探偵業務に係る調査の結果を犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いない旨を示す書面の交付を受けなければならない。
(重要事項の説明等)
第八条二 第四条第三項の書面に記載されている事項
引用:探偵業の業務の適正化に関する法律 _ e-Gov法令検索
契約書には次の内容が明らかになっていなければなりません。
・契約書に必要な内容
・名称・氏名・住所、法人ならその代表者の氏名
・調査の内容・期間・方法
・結果報告の方法と期限
・委託に関する定めがあるときはその内容
・依頼者が支払う金額と支払い方法・支払い時期
・契約の解除に関する定めがあるときはその内容
・作成・取得した資料の処分に関する定めがあると場合はその内容 こういった事項や費用を説明しない探偵事務所は避けましょう。後述しますが、同様に、追加料金やキャンセル時の料金についての確認も不可欠です。
時間料金型でよくあるのが、調査が難航して、追加料金を求められるケースです。
悪徳業者の場合、依頼者の確認もなしに調査人員を増員したり、調査費用を水増したりして請求してくることがあります。また、あと少しで証拠が押さえられそうだから…などと言って、追加料金を求めてくることもあります。
最初の見積もりが安価でも、追加料金で高額になってしまうケースは少なくありません。
もし追加料金が不安なら、見積もり以上の追加料金一切なしを掲げている探偵事務所を利用しましょう。
また盲点となりやすいのは、キャンセル時や調査の変更・契約解除に関する費用です。
キャンセル料の相場は、調査前なら調査料金の総額10~30%と言われていますが、これも探偵事務所により異なります。 いずれにしても、やむなくキャンセルや調査の変更・解約などが発生した場合の料金を確認しておくことが不可欠です。
お伝えした通り、浮気調査の費用は決して安価ではありません。浮気調査の費用は、特殊な訓練を積んだ探偵が行っているため、やはり人件費がかかります。
しかし、費用面だけで探偵を決めてしまうのも危険です。
安価な探偵事務所は非常に魅力的ですが、調査人員を削減したり、経験がないアルバイトを雇ったり、実際の稼働時間を少なくしたり、そもそも調査をしていなかったりするかもしれません。
安価すぎる探偵に依頼すれば、浮気の証拠が押さえられないばかりか、パートナーにバレてしまうリスクまで生じることになります。 もちろん高額な費用を請求してくる探偵にも注意は必要ですが、やはりいくつかの探偵事務所で見積もりを出してもらい、対応なども含め総合的に信頼できる探偵に依頼するのが一番でしょう。
浮気調査は、2~3名の調査員で行うのが原則だと言われています。
1名では調査対象者が予想外の動きをした場合に対応しきれませんし、同一人物がずっと尾行すればバレるリスクが生じるからです。
安価な探偵事務所の場合、調査員が1名で調査を行っているケースもあるため、注意が必要です。
また、調査対象者の警戒状況や尾行が難しい場所など状況によっては増員することもあります。
ちゃんとした探偵であれば、調査員の増員について連絡が来ますし、納得がいかなければ断ることもできます。 いずれにしても、契約時に調査方法や人員についても確認しておきましょう。
探偵に依頼すると、もらえるのが浮気の調査報告書です。
報告書は、調査対象者の顔写真から行動が事細かに記されていることがほとんどですが、ノウハウや実績が少ない探偵の場合、この調査報告書が杜撰である場合もあります。
探偵事務所には、調査報告書のサンプルがありますので、依頼する前にサンプルを見せてもらいましょう。
調査力のある探偵を見抜くのは簡単ではありませんが、業界の実績を確認することで、ある程度つかむことができます。 探偵のHPを確認すると創業年や、実績が明記されています。業界である程度実績を積んできた探偵の中から、見積もりや対応など総合的に判断して依頼することをおすすめします。
探偵の選び方で欠かせないのが、探偵や相談員の対応です。 探偵の調査力と直接の関係はありませんが、説明が丁寧で、対応がよい探偵事務所に依頼したほうが、あなたにとっても満足のいく結果となるでしょう。
探偵の選び方は簡単ではありません。浮気調査の費用は各探偵事務所によって異なりますし、実際に依頼してみるまで結果はわかりません。
大手の探偵事務所は知名度があるため安心はできますが、あなたに合っているとは限らないのです。 ここで解説したチェックポイントを総合的に判断して、必ず3~5社ほど見積もりを出してもらい、予算・対応も含め、あなたに合った探偵に依頼しましょう。