素行・身辺・身元
「探偵に素行調査を依頼したいけど、素行調査って違法にならないのかな?」
パートナーの最近の行動が怪しいので、浮気している恐れがあると思っても、自分でパートナーが浮気している証拠を見つけ出すのは難しいですよね。
しかしながら、探偵に浮気調査をお願いしようと思っても、「素行調査を行うのは違法になるのではないか」と不安になる方もいらっしゃいます。
そこで、今回は探偵に浮気調査を依頼することを検討している方に向けて、素行調査を行うことは違法に当たるのかについてお話しします。
そもそも素行調査とは、対象者の日々の行動を調べることを意味します。
そして、浮気調査も素行調査の1つです。
素行調査自体は基本的に違法ではありませんが、素行調査の内容によっては違法と見なされる場合もあります。
そこで、これから合法・違法の区別の仕方をご紹介します。
□素行調査が合法である場合
探偵は「探偵業法」によって、業務に関して、どこまでが合法なのか明記されています。
探偵業法によると、探偵業務の中でも聞き込み、尾行、張り込みをすることは認められています。
そのため、これらの活動を行うことに問題はありません。
では、どのような場合に素行調査が違法とみなされるのでしょうか?
*無断で人の敷地内に入る
勝手に調査対象者の敷地内に入るのは、住居侵入罪に該当します。
また、居住者が退去を要求しても、退去しなかった場合は不退去罪に問われてしまいます。
*パートナー以外にGPSをつける
恋人や元恋人、赤の他人にGPSを付けるのはプライバシーの侵害に当たり、違法と見なされます。
しかし、配偶者の車・バイク・自転車は共有財産と見なされるので、これらのものにGPSを付けるのは法律違反ではありません。
*得られた情報を依頼人以外の人に公開する
民法209条では、不法行為による損害賠償が定められています。
そのため、得られた情報を依頼人以外の人に公開すると、違法となってしまう可能性があります。
今回は探偵に浮気に関する素行調査を依頼する際の違法性についてお伝えいたしました。
素行調査は探偵業法により、原則として合法と定められています。
しかし、無断で敷地内に侵入することや他人に無許可でGPSを付けることは違法になるので、注意を払う必要があります。
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