「探偵に浮気調査を依頼することを考えているけれど、実際にはどんな調査をしているんだろう？」
あなたもこのように考えたことはありませんか？
ドラマや映画などで探偵が活躍するものを見たことがある方も多いかと思いますが、本物の探偵がどのように調査をしているのかは知らないという方は多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、探偵が行う浮気調査のやり方を詳しくご紹介します。

□探偵が行う浮気調査のやり方とは？

探偵が行う浮気調査は、大きく分けて3つあります。
「尾行」「張り込み」「聞き込み」です。
これらの調査などで得られた写真などの証拠などを報告書としてまとめるという流れになります。
どれも特殊な訓練が必要な調査方法であり、簡単には習得できない探偵の技術が必要です。
ご自身で尾行などをしてしまう方もいらっしゃいますが、成功する確率は極めて低く、むしろ自身の尾行がバレてしまい、調査対象者に警戒されてから探偵社に駆け込むという方が多いです。
初心者が見よう見まねで行うと、取り返しのつかないことにもなりかねませんので、十分注意してください。

＊調査方法その1：尾行

ドラマなどでは電柱や塀などに身を隠しながら対象者を追うシーンがありますが、徒歩の場合、実際の調査ではどこかに隠れながら尾行をするのではなく、周囲に溶け込みつつ調査をします。
例えば大通りのような人が多いところでは、3メートル程まで近づくこともあります。
逆に人通りが少ない住宅街では、10メートル以上距離をとって対象から距離をとる必要がありますが、離れすぎても見失う可能性があるので、周囲の状況を見ながらどの程度距離をとるかは探偵の力量に委ねられています。
対象者が車を使って移動する場合は、調査員も車で尾行することが多いです。
車で尾行する際にも、高い運転技術と周囲の土地勘が必要不可欠です。
また尾行を行う際には、2人以上が基本となります。
複数で行う理由は、誰か1人の調査員が対象者に顔を見られてしまったとしても、他の調査員で尾行を続けることができるからです。

＊調査方法その2：張り込み

浮気調査での張り込みは、対象者がラブホテルや旅館に出入りする瞬間などをとらえる必要があるので、ときには長時間立ちっぱなしの場合もあります。
さらに、悪天候でも対象を尾行して張り込む必要があるので、かなり気力と体力のいる調査方法です。
張り込みの方法は、「立ち張り」「車張り」「点張り」があります。
「立ち張り」「車張り」はそのままの意味で、立って行う張り込みと、車で行う張り込みのことです。
「点張り」はあまり聞き慣れない言葉ですが、例えばデパートでの張り込みの際にどの出口から対象者が出てきても対処できるように出入り口を張り込みする方法のことです。
張り込みも尾行と同じように2人以上で行います。
男女ペアで行動することで、カップルに見えて怪しまれにくいというテクニックも多く使われています。

＊浮気調査その3：聞き込み

聞き込み方法は主に3つあります。
1つ目は、探偵用語で「直調」と呼ばれる対象者に聞きこむ方法、2つ目は「化調」と呼ばれる探偵であることを話さずに聞き込む方法、3つ目は「電調」と呼ばれる電話で聞き込みをする方法です。
1つ目の「直調」はかなりリスクを伴うため、あまり使われることはありません。
最も一般的なのは「電調」です。
電調は交通費などの経費節約にもなりますから依頼者の負担も少なく済みます。
ときには聞き込みを100件以上行うこともあるので、電話で聞き込みをする方法が最も効率が良いのです。
2つ目の「化調」は、探偵とは名乗らず別の人間に成りすます方法ですが、対象者から信頼される間柄になり、聞き込みをしやすくするという意図があります。
対象者の周囲に溶け込めるような人物に成りすます必要があるのですが、誰にでも成りすませるというわけではありません。
実は絶対に成りすましに使ってはいけない人物が存在しており、「実際に存在する団体や組織の名前」や「公務員」を名乗ってはいけないのです。
その理由は、別の人物として身分を偽ることで刑法違反となってしまうためです。
そのため、実在する団体や組織、また公務員以外の人物に成りすます必要があるのです。

□まとめ

今回は、探偵が行う浮気調査のやり方についてご紹介しましたが、ご参考になりましたでしょうか？
ドラマなどで見る分には自分でもできそうと思って、実際に自分でパートナーを尾行したり張り込んだりしてしまう方もいますが、実際にはどれも体力と根気が必要な調査方法です。
プロの探偵でなければ、対象者に浮気調査がバレてしまう可能性が高まることはもちろん、大きなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
もし浮気調査を依頼するのであれば、プロの探偵に依頼するのが一番安全かつ早いです。
浮気調査を考えているという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当社までお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。