「最近夫が自分に当たってくることがある。これってDVなのかな…」

このような悩みをお持ちではありませんか?

夫やパートナーが自分に対して、当たってくるとかなり辛いですよね。

ただ、「これってDVなのかな」と疑問に思っても、他の人になかなか相談することが難しいでしょう。

そこで、どこからがDVになるのか、DVの定義について解説します。

□DVとは

DV（ドメスティック・バイオレンス）とは、配偶者、恋人などの親密な関係にある男女間における暴力のことを指します。

DVには身体的暴力以外にも、

・精神的暴力

・性的暴力

・経済的暴力

・社会的暴力

・子供を利用した暴力

が挙げられます。

これらの暴力は家庭内で起こるため、外からはバレにくく、被害者に深刻なダメージを与える恐れがあります。

□身体的暴力

身体的暴力には、殴る、蹴る以外にも、

・髪を引っ張る

・殴るふりをする

・怪我をしても病院に行かせない

などがあります。

このように直接的に怪我を与えていなくても、身体的暴力に含まれます。

□精神的暴力

精神的暴力には、

・電話の内容などを細かく監視、チェックする

・人前で侮辱する

・外出を禁止する

など言葉や態度によって、精神的に追い詰めることを指します。

常に相手から精神的暴力を受けてしまうと、悪いのは自分のせいだと感じてしまう恐れがあります。

□性的暴力

性的暴力は暴力的な性行為や意思に反した性行為の強要だけではありません。

他にも、中絶の強要や意思に沿わないポルノ動画の視聴も性的暴力と見なされます。

□経済的暴力

経済的暴力とは、相手の金銭的自由を奪い、相手を追い詰めることを指します。

例えば、

・相手が働きに出ることを許さない

・仕事を辞めさせて、金銭的不自由な生活を強いる

・自分は自由に使うお金を持っているにもかかわらず、相手にお金を使わせない

などが挙げられます。

□社会的暴力

社会的暴力とは、相手を社会的に孤立させて苦しめる行為を指します。

妻の人間関係や生活を監視する、妻の実家や友人との付き合いを制限させるなどの行為が社会的暴力に含まれます。

□子供を利用した暴力

子供を利用した暴力とは、子供に母親を非難させる、「子供に危害を与える」と言うことにより、脅すことを言います。

□まとめ

今回はどこからがDVになるのか、DVの定義についてお伝えしました。

DVには、

・身体的暴力

・精神的暴力

・性的暴力

・経済的暴力

・社会的暴力

・子供を利用した暴力

があります。 もし心当たりがある方は、ぜひ気軽にご相談ください。