ストーカー・DV
「探偵に依頼した際のDV対策ってどのような調査をするのだろう?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
パートナーによってDVを受けたことを理由に、離婚を考える方もいるでしょう。
もちろん、DVは離婚の理由になります。
しかし、相手からDVを受けている証拠が必要です。
自分で証拠を集めることが難しい場合、探偵にDVを受けている証拠を収集してもらうことも一つの選択肢として挙げられます。
そこで、DVの基礎知識を解説した上で、探偵の調査内容についてお伝えします。
*どこからがDVなの?
DVは元々配偶者の暴力のみを指していました。
しかし、近年は恋人や同棲相手からの暴力もDVに含まれています。
そして、この暴力は殴る、蹴るといった身体的なものだけではありません。
DVの中でも
・身体的暴力
・精神的暴力
・社会的暴力
・経済的暴力
・性的暴力
などいくつかの種類があります。
*DVの種類
身体的暴力とは、DVと言われてすぐ思いつくような「叩く」、「殴る」、「突き飛ばす」という行為を指します。
精神的暴力は暴言を吐く、無視するといった行為のことです。
社会的暴力とは外出や友達付き合いの制限など社会的に孤立させて苦しめることです。
経済的暴力とは仕事を辞めさせる、生活費を渡さないなどの金銭的な自由を奪う行為が該当します。
性的暴力とは避妊をしない、半強制的に性行為をするなど配偶者、恋人、同棲相手との意思にそぐわない性的な行為のことです。
自分が受けているDVがこれらのどれに該当するのか確かめる必要があります。
そして、DVの種類ごとに証明するための証拠が異なる場合があります。
そのため、まずは被害状況のヒアリングをして、どのように対処を行うのか決定します。
*まずは安全確保する
DVを受けた場合、まずはその相手から離れ、安全を確保しましょう。
実家があれば実家に行き、それでも危害を加えてきそうなら国やNPO法人が運営するDVシェルターを利用しましょう。
また、裁判所に保護命令を申し立てるのも一つの手でしょう。
*探偵のDV対策の内容
相手から離れても、脅しの電話や嫌がらせが続く場合、探偵ではそれらの行動をしているのか調査します。
そして、証拠が見つかると、離婚や慰謝料などの追加請求が行えることもあります。
今回はDVの探偵調査内容について解説しました。
DVを原因に離婚する際は、DVを受けている証拠が必要です。
証拠を集めようと思っても、加害者に接近したくない場合、探偵に依頼することも一つの手です。 探偵にDV調査依頼をする際に少しでもお役に立てれば幸いです。