行方調査や浮気調査、盗聴器・盗撮器からご近所トラブルの対策まで、探偵事務所の業務は多岐に渡ります。

また、ニーズの増加に合わせて全国に存在する探偵事務所の数は計り知れません。

このように数多く存在する探偵事務所から依頼する事務所を選ぶときには、どのようなことに注意して選べば良いのでしょうか。

そこで今回は、選ぶ際の注意点とポイントをご紹介します。

□探偵事務所選びのポイント

＊責任の所在を明示しているか

探偵事務所の中には、ホームページなどに住所を載せていない場合があります。

また、相談の際には事務所ではなく外で会う約束をする探偵事務所も存在します。

お客様との信頼関係が特に大事な探偵業にもかかわらず、会社の所在地や責任者を明確にせず、「責任の所在」を明らかにしていないということは、信頼関係構築が難しいと考えられます。

＊調査の費用や手法を事前に説明してくれるか

調査費用や手法を事前に説明してくれるということは、その探偵事務所との信頼関係構築に大いに役立ちます。

守秘義務にかこつけて、調査員の一日当たりの費用や稼働時間について説明してくれない場合は、その探偵事務所との契約は慎重に検討する必要があります。

用いる機材や調査時間帯、追加料金の可能性などを十分に納得した上での契約が通常の流れです。

＊調査能力は確かなのか

一口に調査能力といっても、依頼されたことだけを忠実に守るだけではなく、依頼者の言わんとすることを引き出すことができる能力も調査能力です。

これに加えて、尾行能力、撮影能力、投入できる調査員数、ノウハウなどによって、調査能力を測ることができます。

客観的に評価することは難しい要素もありますが、撮影能力や機材性能について聞いてみることで、暗い場所での撮影やどのぐらいの解像度が担保されているかなどはあらかじめ確認することができます。

□探偵事務所選びの注意点

お金を取り戻します、弁護士を紹介します、といった売り文句は弁護士法違反にあたります。

また、業界最安値や着手金0円などといった甘い誘い文句には騙されないように気を付けましょう。

加えて、注意したいのがクーリングオフの説明があるかという点です。

探偵事務所は機密保持が大事な業務であるといえますが、そればかりにこだわっていては信頼関係を気づくことはできません。

依頼者側に誠実な態度をとってくれる事務所を選ぶように心がけましょう。

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