浮気調査を確実に行うための1つの方法として、探偵に依頼することが挙げられます。
自分で調査をするのは不安になりますし、失敗してしまうリスクも考えられます。
しかし、どうやって探したらいいのか、何を基準に選んでいいのか分からないですよね。
そこで、今回は浮気調査の探偵社を選ぶ方法について紹介します。

□なぜ探偵に依頼するのが良いのか

なぜ探偵に依頼するのが良いのかを知っていただくために、メリットを紹介します。

最大のメリットとしては、裁判で有利な証拠をつかめることが挙げられます。
浮気調査とは、調査対象者を尾行･ 張り込みの上、その動きを明確な証拠として残すものであるため、高度な調査技術や専門的な法の知識が必要となるでしょう。
探偵は、過去の調査事例と照らし合わせながら経験を存分に活かし、最新の機材を使って確実な証拠を集めてくれます。

明確な証拠がないと、裁判になった時に認められずに離婚が不成立となってしまったり、親権問題や慰謝料での主張が通らなかったりする恐れがあります。
また、自分で調査したとして、得た証拠に違法性があると判断されてしまうと、その証拠は効力を失ってしまう恐れもあります。
こうした事態になるのを防ぐためにも、プロである探偵に依頼するのが賢明であるといえるでしょう。

他にも、24時間365日相談ができることもメリットです。
無料かつ秘密厳守で行われるので、浮気調査を行うという意志がなくても、不安を気軽に打ち明けられるでしょう。
最近はメールや電話に加え、LINEでのチャット方式を採用している会社も多く、より気軽に相談できるようになっています。

また、浮気調査後もアフターフォローを万全に行ってくれることも安心できるメリットです。
必要なカウンセリングやサポートを、意思を尊重しながら一緒に考えて行ってくれます。
必要であれば専門の弁護士も紹介してくれるので、ぜひ利用しましょう。

□探偵社はどうやって探すのか

実態がはっきりしていて、資本が十分にあり、大手事務所であるかを判断する方法は2つあります。
1つは街中の広告や看板を頼りにする方法で、もう1つはタウンページで調べる方法です。

しかし、1番多く利用されている方法は、やはりネット上でホームページを検索する方法でしょう。
会社の住所、電話番号から、探偵業届出番号まで、きちんとした探偵社かどうかの目安がすぐにわかることがメリットです。
また、口コミから検索するという方法もよく利用されます。

□探偵を選ぶ時のポイントとは

違法な調査をしない、法外な料金を請求されない、調査力があるといった探偵を見極めることが重要です。
そのために注意すべきポイントをいくつか紹介しましょう。

1つ目は、探偵業届出証明書が交付されているかです。
探偵は、2007年に施工された探偵業法という業務の適正化を図った法律に沿って、業務を行います。
事務所を構える時には、所在地となる各都道府県の公安委員会に届出て、届出証明書を発行してもらう必要があります。
ホームページを設けていれば、そこに「探偵業届出番号」を公表しているはずなので、チェックしてみてください。
個人情報を扱う秘匿性の高い事業で、法律を守っていることが重要となってくるのでこのポイントは必ず確認しましょう。

2つ目は、過去に違法な捜査で行政処分を受けていないかです。
処分や罰則を受けた探偵社は、各都道府県の警察・公安委員会のホームページ上で公表されているので、簡単に調べられます。
また、処分を受けているにもかかわらず、何度も名前を変えて普通に業務を行っているところもあるので注意しましょう。

3つ目は、事務所を構えていてその所在地がはっきりしているかです。
全国展開といいながら各地の事業所を調べてみると実態がないケースや、拠点がレンタルスペースやもしくは全くないケースが実際に多くあります。
何かトラブルが起こった時に、お金だけ取られて逃げられてしまうかもしれません。
記載されている事務所の場所に出向いて、確認するのが一番確実でしょう。

4つ目は、連絡した時の対応が丁寧かどうかです。
多くの調査実績があり、長年信頼を築いてきた探偵は、最初から丁寧に対応してくれます。
丁寧にそして親身に相談にのるなかで、気持ちを整理して必要な情報を聞き出すことで、無駄のない調査を行えます。
無料であるからという理由で雑な対応をするところは、やめておくべきでしょう。

5つ目は、十分な説明とともに見積書を出してくれるかです。
どのくらいの時間と人員を使うか、調査方法はなにかといった具体的な調査内容を、分かるまでしっかり説明をしてくれるところを選んでください。
また料金体系の明確性を確かめることで、高額な調査費用になってしまうリスクをなくせます。

最後にもう1つ指摘しておきたいポイントは、調査報告書の質が高いかです。
浮気調査において報告書は、浮気相手と交渉をする時の切り札や、離婚裁判で勝つための重要な証拠になるなど、とても貴重な資料です。
もし報告書の内容が分かりにくく、証拠の画像や音声が不明瞭だった場合、裁判になった際に浮気を認められないかもしれません。
報告書のサンプルを見せてもらい、納得のいくクオリティであることを確認しましょう。

□まとめ

今回は、今回は浮気調査の探偵社を選ぶ方法について紹介しました。
探偵社を選択する際には、本記事を参考にしていただければ幸いです。