ストーカー・DV
「夫の暴力に耐えられない・・・」
「毎日ひどい暴言を浴びせられている・・・」
このように、DV被害に苦しんでいるという方はいらっしゃいませんか。
あまりの辛さに離婚を考えることもあるかもしれません。
そんなときに必要になるのは、DV被害の証拠です。
今回は、DV被害にあっている方が自分ですべきこと、探偵に依頼した上で自分ができることをご紹介します。
DVには様々な種類があることをご存じですか?
殴る・蹴るなど、実際に身体を傷つけられることや、精神的に追い込まれるような暴言を浴びせられることだけがDVであると思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、性交渉を強要されたり、社会との接点を断ち切られたり、金銭的に逃げ場のない状況に追い込まれることも、立派なDVなのです。
上記のようなDV被害を受けているという方は、何らかの形でアクションを起こす必要があります。
*別居する
DV行為がエスカレートすると、外の世界から切り離されることがあります。
そうなる前に、自分の身を守ることが大切です。
物理的に距離を置き、身体的・精神的暴力から自身の身を守ってみてはいかがでしょうか。
*探偵にDV被害の証拠を集めてもらう
「もうDV行為に耐えられない!離婚したい!」
このように思うなら、慰謝料の請求や離婚の交渉を有利に進めるために、DV被害の証拠を押さえておきましょう。
探偵事務所などに依頼して、被害状況を調査してもらうことが1つの手でしょう。
*警察に相談する
特に「命の危険を感じるほどにひどいDV被害を受けている」という方は、できるだけ早く警察などの公的機関に相談しに行きましょう。
場合によっては、傷害罪として立件することも可能です。
探偵事務所に調査依頼をした後にも、離婚の交渉などを有利に進めるための情報は、自分で集めることができます。
もし殴られたり蹴られたりしたら、病院へ行って被害を受けた箇所を診察してもらい、カルテに証拠として残してもらいます。
また、その箇所は自分でも写真に収めておくようにします。
暴言を浴びせられるような精神的暴力を受けている場合は、その場面を録音するなどして証拠を残します。
その他にもDV行為であると思われる内容は、詳細にメモしておくようにしましょう。
今回は、DV被害にあっている方が自分ですべきこと、探偵に依頼した上で自分ができることをご紹介しました。
「行動がばれて、もっとDV行為が悪化したらどうしよう・・・」
と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、何もせずに状況が好転することは滅多にありません。
被害の度合いがひどければひどいほど、早急に手を打つべきなのです。