浮気・不倫
「結婚して3年経ったのに浮気で離婚する。」
「夫の浮気が発覚して離婚することに決めたけれど、慰謝料はどれくらいもらえるのかな。」
このように、浮気による離婚で慰謝料の金額についてお悩みの方はいらっしゃいませんか?
話し合いでの離婚をする場合は、当事者同士が納得するのであれば、言い値で慰謝料の金額を決めることもできます。
しかし、裁判での離婚をする場合は、過去の判例を参考にしたり、浮気の状況や婚姻関係を考慮した上で慰謝料を算出します。
そこで今回は、結婚3年で浮気が発覚し離婚する場合の慰謝料の相場をご紹介します。
一般的に結婚していた期間が長ければ長いほど慰謝料の金額は高くなっていきます。
それだけ寄り添って一緒に生きていた相手に裏切られると、それだけショックが大きく辛いものですよね。
結婚1年から5年未満ですと約200万円、結婚5年以上になると約300万円、結婚10年以上15年未満ですと約400万円、結婚15年以上になると約500万円から700万円となるようです。
裁判での離婚において認められた慰謝料の平均額は190万円です。
さらに8割までが400万円以内の金額となっているようです。
夫婦で話し合って離婚する場合は、裁判での離婚よりも慰謝料を多く請求することができるかもしれません。
できるだけ浮気問題の早期解決を望んでいるのであれば、言い値で慰謝料を支払う、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
あまりにも高額の慰謝料を請求すると裁判に持ち込まれてしまう可能性もありますので、平均額や相場を見ながら希望の慰謝料を請求すると良いでしょう。
慰謝料を請求するには期間があります。
配偶者の浮気を知ってから3年間、もしくは浮気関係が始まってから20年間です。
もし時効の直前に慰謝料を請求することにした場合、時効を止める方法として裁判を起こすことができます。
その場合は、浮気に関する証拠や、離婚裁判に関する法律的・専門的な知識が必要となりますので、弁護士や調査事務所に依頼するようにしましょう。
以上、結婚3年で浮気が発覚し離婚する場合の慰謝料の相場をご紹介しました。
結婚期間が長ければ長いほど慰謝料の金額は高くなる傾向がありますが、他にも浮気の状況や配偶者の精神的苦痛の状態によっては増額するケースがあります。
浮気の証拠を掴みたい方や、本当に浮気しているのか調べたい方は、ぜひ一度上田調査事務所までご相談ください。